一般的に象印の加湿器の電気代は1ヶ月あたり800円〜4000円ほどです。
スチーム加湿器なので、他の機種と違っても高い方なのですが、商品電力や使用時間によって大きく変わります。
この記事では、象印の加湿器の電気代は1ヶ月いくら?本当に高いか比較した結果と節約方法、人気の理由とおすすめ商品3選について詳しく解説していきます。
象印の加湿器の電気代は1ヶ月いくら?
象印の加湿器には様々なモデルがあり、それぞれ「弱」「中」「強」といった運転モードによって消費電力が異なります。
主力の3商品について1ヶ月あたりの電気代をまとめたところ以下のようになりました。
※電気料金27円/kWhで計算
象印の加湿器の電気代 弱・中・強で比較
スチーム式加湿器 EE-DC50
- 消費電力: 強運転 780W、中運転 570W、弱運転 350W
- 1日8時間「強運転」使用の場合: 約3,832円/月
- 1日8時間「中運転」使用の場合: 約2,774円/月
- 1日8時間「弱運転」使用の場合: 約1,716円/月
スチーム式加湿器 EE-RM50
- 消費電力: 強運転 780W、弱運転 350W
- 1日8時間「強運転」使用の場合: 約3,832円/月
- 1日8時間「弱運転」使用の場合: 約1,716円/月
超音波式加湿器 EEP-35
- 消費電力: 強運転 280W、弱運転 180W
- 1日8時間「強運転」使用の場合: 約1,369円/月
- 1日8時間「弱運転」使用の場合: 約874円/月
機種や出力の強さにもよりますが、800円〜4000円くらいの範囲になります。
実際の電気代は、加湿器のモデル、使用環境、電気料金プランによって異なりますので、参考程度にとどめてくださいね。
象印の加湿器の電気代を比較してみた
加湿器は種類により、消費する電力量とそれに伴う月間の電気代に大きな差があります。以下で、各タイプの加湿器について、その詳細を解説します。
他メーカーのスチーム加湿器と比較
象印以外にも、多くのメーカーから優れたスチーム加湿器が販売されています。
ここでは、その中でも人気のある3つの製品を取り上げ、消費電力と1ヶ月の電気代をご紹介します。
アイリスオーヤマ KFH-715
消費電力: 強運転 750W、弱運転 350W
1日8時間「強運転」使用の場合: 約3,648円/月
1日8時間「弱運転」使用の場合: 約1,716円/月
パナソニック F-SH300
消費電力: 強運転 750W、弱運転 350W
1日8時間「強運転」使用の場合: 約3,648円/月
1日8時間「弱運転」使用の場合: 約1,716円/月
加湿器の種類ごとに比較
1. 超音波式加湿器
- 消費電力: 約20W~50W
- 月間電気代: およそ100円~250円
- 特性:
- 消費する電力が最も少なく、経済的。
- 静かな運転音で、夜間の使用にも適している。
- 細かなミストで、肌への優しさが魅力。
- 水タンク容量が小さめの製品が多い。
- 加湿力は他のタイプに比べてやや控えめ。
2. 気化式加湿器
- 消費電力: 約50W~100W
- 月間電気代: 約250円~500円
- 特性:
- 効率よく電力を使い、広範囲を加湿することが可能。
- 自然な方法での加湿を実現。
- フィルターの定期的な交換が必要。
- 加湿までに時間がかかる場合がある。
3. ハイブリッド式加湿器
- 消費電力: 約100W~300W
- 月間電気代: 約500円~1,500円
- 特性
- 超音波式と気化式の利点を兼ね備える。
- 加湿能力が高く、効率的な加湿が可能。
- 消費電力は比較的多い。
機種や出力の強さにもよりますが、スチーム加湿器が800円〜4000円だったのと比較するとやはりスチーム加湿器は他の加湿器と比べて電気代が高くなりやすい傾向にあります。
スチーム加湿器のメリット
スチーム加湿器は、その特性から多くのメリットを持っています。以下にその主な利点を挙げます。
- 高速な加湿能力
スチーム加湿器は、加熱によって水蒸気を発生させるため、素早く部屋の湿度を上げることができます。これにより、乾燥した環境を迅速に改善することが可能です。 - 清潔な加湿
加熱過程で水中の細菌やカビなどの微生物を殺菌するため、他の加湿器と比較してより清潔な蒸気を放出します。これは、特にアレルギーを持つ人や小さな子供がいる家庭に適しています。 - 調節可能な湿度
多くのスチーム加湿器は、希望する湿度レベルに応じて運転を調整できる機能を持っています。これにより、過剰な湿度による結露やカビの発生を防ぎながら、快適な環境を維持することができます。 - 医療用途やアロマセラピーに対応
スチーム加湿器は、加湿だけでなく、必要に応じて医薬品の蒸気を室内に拡散させることができます。また、アロマオイルを使用して、リラクゼーションやリフレッシュなどの効果を得ることも可能です。 - 利用場所の柔軟性
加湿量が調整できるため、小さな部屋から広いリビングまで、さまざまなサイズの部屋で効果的に使用することができます。
これらのメリットにより、スチーム加湿器は多くの家庭やオフィスで重宝されています。特に冬場の乾燥した季節や、清潔な空気環境を保ちたい場所で効果を発揮します。
スチーム加湿器は高い・やばいと言われる理由
スチーム加湿器が「高い」「やばい」と言われる理由には、以下のようないくつかの点が挙げられます。
コストが高い
スチーム加湿器は、水を沸騰させて蒸気を生成するために比較的多くの電力を消費します。これにより、他の加湿器のタイプ(超音波加湿器や気化式加湿器など)と比較して運転コストが高くなりがちです。
安全性の懸念
- 熱い蒸気
スチーム加湿器は、熱い蒸気を放出するため、誤って触れると火傷の危険があります。特に小さな子供やペットがいる家庭では、使用に際して注意が必要です。 - カビや細菌
加湿器のタンク内で水が長期間滞留すると、カビや細菌が繁殖する可能性があります。スチーム加湿器は加熱することである程度これらの問題を防げますが、定期的な清掃とメンテナンスが必要です。
運転音
- 騒音問題
水を沸騰させるプロセスやファンの動作音により、スチーム加湿器は運転音が大きいと感じられることがあります。静かな環境を好む人にとっては、これがデメリットとなることもあります。
これらの理由から、スチーム加湿器は「高い」「やばい」と言われることがありますが、正しい使用と定期的なメンテナンスにより、これらの問題を最小限に抑えることができますよ。
象印の加湿器の電気代を節約する方法
象印の加湿器の電気代を節約するには、次の方法が有効です。
- 必要な時間だけ使用する:
タイマー機能を活用しましょう。 - 室温を上げる
室温が高ければ、加湿器の稼働時間を減らすことができます。 - 湿度を適切に保つ
加湿しすぎると、電気代がムダになるだけでなく、カビやダニが発生する原因にもなります。 - 節電モードを使う
多くの製品には、節電モードが搭載されています。
運転モードは「弱」に設定し、必要以上に湿度を上げないようにします。また、部屋の扉を閉めて湿気を逃がさないようにし、定期的にフィルターを清掃して効率良く運転させます。使用しない時は必ずオフにし、加湿器のメンテナンスを怠らないことも重要です。
象印の加湿器で人気の商品と理由を厳選!
楽天市場で人気の象印の加湿器は次の3つです。
象印 スチーム式加湿器 6.0L ホワイト EE-RR70-WA
- 6.0Lの大容量で、木造9畳/プレハブ洋室14畳まで対応。広い空間に最適。
- 温湿度自動制御、タイマー、チャイルドロックなど便利な機能が充実。
- フィルター不要で手入れも簡単。
象印 スチーム式加湿器 3.0L ホワイト EE-RN35-WA
- コンパクトながら3.0Lの容量で、木造6畳/プレハブ10畳まで対応。小さい部屋に最適。
- 湿度自動制御、タイマー、チャイルドロックなど基本機能が揃っている。
- フィルター不要で手入れが楽。
スチーム式加湿器 2.3L ホワイト EE-RR50-WA
- 超音波式で静音設計。木造5畳/プレハブ8畳まで対応。寝室や子供部屋向け。
- 冷めにくい「温め加湿」機能搭載で、冬場も快適に利用可能。
- 湿度自動制御、タイマー、チャイルドロック、空気清浄機能など充実の機能。
これらの商品は楽天市場で人気があります。自分のニーズに合った加湿器を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 部屋の広さ:部屋の広さに合わせて加湿器を選ぶことが重要です。適切な加湿能力を持つものを選びましょう。
- 機能:必要な機能を備えた加湿器を選びましょう。自動制御やタイマー機能などがあると便利です。
- タイプ:スチーム式と超音波式の違いを考慮して選びましょう。使用場所や音量などに応じて選択します。
- デザイン:インテリアに合ったデザインを選びましょう。
楽天市場ではさまざまな象印の加湿器が販売されていますので、これらのポイントを参考にして自分に合った商品を見つけてみてくださいね。
象印の加湿器のひかえめと弱の違い
象印の加湿器における「ひかえめ」と「弱」の違いは、それぞれの運転モードが指す加湿の強度や消費電力にあります。「ひかえめ」モードは、通常よりもさらに省エネで、加湿量を抑えた運転を行います。これは、必要最小限の加湿を目指し、より長時間の使用や夜間など静かな時間帯の使用に適しています。
一方、「弱」モードでも加湿量は控えめですが、「ひかえめ」モードに比べてやや強い加湿を提供します。日中の使用や、そこそこの加湿を求める場合に適しているでしょう。
どちらのモードも消費電力を抑えることができ、電気代の節約に貢献しますが、その加湿の効果や目的に応じて選択することが重要です。
また、実際のモード名称や機能は象印の加湿器のモデルによって異なる場合があるため、使用している加湿器の取扱説明書や公式情報を確認することをお勧めします。
まとめ
本記事では、象印の加湿器の1ヶ月の電気代と特長、電気代を抑えながら効率的に使用する方法を紹介しました。
他の加湿器に比べると電気代は高いですが、過失能力が高速で他の加湿器より早く加湿できることが多いです。
適切なモード選択や定期的なメンテナンスにより、快適な湿度を保ちつつコストを節約することが可能です。象印の加湿器を上手に活用し、健康的で心地よい室内環境を整えましょう。